なぜ走り始めたのかを思い返してみた
走り始めた理由を聞かれると、 正直、はっきりした答えはない。 ただ、あのときの自分の感覚だけはよく覚えている。
コロナで飲みに行くこともなくなって、 休みの日も家にいる時間が増えた。 やることも特になくて、 ふと「久しぶりに走ってみよう」と思った。
真夏の暑い日だった。 10メートルくらい、軽く走り出してみただけなのに、 すぐに息が上がって、ぜいぜいして、 情けない気持ちになった。
「こんなに走れなくなってるんだ」と思った。
その頃はタバコも吸っていた。 でも、その日をきっかけにタバコをやめて、 少しずつ走り始めた。
なぜそう思ったのかは、今でもよく分からない。 ただ、あの日の“情けなさ”が、 どこかで自分を動かしたのかもしれない。
走ることが“整える時間”になっていった
最初はただの思いつきだった。 でも走っているうちに、 気持ちが少しずつ整っていく感覚があった。
頭の中が静かになって、 余白が戻ってくるような感じ。
走ることが、 自分を立て直すための時間になっていった。
無理しない距離感で続けられた
距離はその日の気分で決める。 5kmの日もあれば、10km以上走る日もある。 雨の日は走らない。 疲れている日は短く終わる。
「今日はこれくらいでいいか」 そう思える距離感が、自分には合っていた。
“継続”の考え方が変わった
ダルビッシュ有選手が言っていた 「1週間空いても継続。1ヶ月空いても、またやれば継続」 という言葉が、何となく心に残っている。
完璧に続ける必要はない。 また戻ってくれば、それでいい。
その考え方が、自分を楽にしてくれた。
気づけば、走ることが習慣になっていた
気合いを入れて始めたわけでもないし、 大きな目標があったわけでもない。
ただ、あの日の情けなさと、 走ると気持ちが整う感覚が重なって、 気づけば週3で1年以上走るようになっていた。
これからも、 特別な理由がなくても、 静かに走り続けていくんだと思う。

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